某電気機械器具製造業 3年目研修
2024/06/27
暖かさを通り越して少し暑さも感じた5月に、電気機械器具製造業の企業様に3泊4日の宿泊研修でご利用いただきました。
入社して3年目の社員が、北は北海道、南は九州からと日本全国からお集まりになるという大規模な研修でした。普段顔を合わせないはずの研修参加者同士が、研修開始前からすでに仲の良い仕事仲間のような雰囲気だったのが印象的であり、同時に疑問にも思えました。その疑問は後ほど研修担当の方に宿泊研修の話をお伺いした際に解けることになります。
こちらの企業様に研修でご利用いただくのは3回目となります。新入社員研修・部課長研修・役員研修など様々な研修を実施されているとのことですが、今回の研修は入社3年目研修ということで、若く元気な方が多くいらっしゃいました。現役高校生に負けず劣らずよく食べていたことに驚きましたが、機械のメンテナンスを主として体を動かすことが多い、とお聞きし納得しました。当施設では食事メニューの一部でおかわり自由となるものもありますので、ご満足いただけたのではないかと思っております。
研修の企画担当者に宿泊研修の重要性をお聞きし、研修で重視されていることをいくつか挙げていただきました。
1つ目は、1日を通して実際に顔を合わせて研修することで、参加者の考えや悩みをよく感じ取れることです。社内会議室での短時間の研修やオンラインの研修では、参加者の考えを掴みきれないことも多く、また研修の効果も実感しにくいとのことです。それに対して宿泊研修の場合、参加者の緊張感が違うことや研修後の交流会も含めて寝食を共にすることで本音に迫ることができ、効果は段違いとのことでした。
2つ目が、参加社員の横の繋がりができることです。日本全国に配属され普段顔を合わせる機会が少ないとはいえ、同じ仕事をしている同期の仲間であるため、職業スキルの共有や仕事上の悩みを相談しあえる貴重な時間となるとのことです。冒頭で感じた疑問点は、横の繋がりを意識した研修をされてこられたからこそだと、お話を伺ってわかりました。
社員研修をより良いものとするために当施設で実施するメリットとしては、一団体で貸切利用であるため時間に捉われない研修ができること、宿泊部屋の自由な割り振りができるため横の繋がり構築に一層期待が持てることを挙げていただきました。また今回の研修では日本全国から社員が集まるため、関西国際空港が近いことと、最寄りの南海淡輪駅から歩いてすぐであることも決め手となったようです。
この度は当施設をご利用いただき誠にありがとうございました。様々な研修を行われているとのことでしたので、また当施設で研修を行っていただける日が来ることを楽しみにしております。