お知らせ

阪南市「波有手(ぼうで)カキ小屋」のご紹介

2022/10/21

南海本線淡輪駅から大阪方面に二駅、鳥取ノ荘駅から徒歩5分のところにカキ小屋が観光の目玉として運営されています。テレビでも度々取り上げられているため、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

カキ小屋を運営されている株式会社漁師鮮度の岩井代表にカキ小屋についてインタビューさせていただきましたが、カキ小屋運営以外にされている活動も多岐に渡っており、興味深いお話を伺うことができました。

  • 波有手のカキ小屋

2017年から始まったカキ小屋は、2019年には約4,000人、2021年には約5,000人が来場と、多くの人に愛されている施設です(2020年はコロナの影響で開放せず)。時期としては毎年12月中下旬あたりから土日祝の営業でオープンし、カキがなくなるまでの期間限定での営業となっています。来場者数にもよりますが、2月末あたりまでの営業になりそうとお聞きしました。

営業時間は10~16時で、1時間制の飲食時間となります。焼きガキからカキフライにカキ飯などカキ三昧で、カキが好きな人にはたまらないでしょう。車での訪問もできるのですが、道が細く迷いやすいため、電車での訪問がおすすめです(実際に車で迷いました)。

  • FF(エフエフ)食堂

「Fresh fish provided by Fishermen Company,Limited 」の略だそうです。

カキ小屋のオフシーズンに運営されていますが、不定期にオープンされているとのことなので訪問前の確認が必要です。「事前に言ってくれたら開けるよ!」と岩井代表が仰っていましたので、お問い合わせすることをおすすめします。なお、2022年度の営業は終了されています。

↑ 駄菓子も販売されているため、地元の小学生が帰りによって駄菓子食べつつ宿題などされているそうです。

 

  • すだて体験

すだてとは、干潮時の海の浅い場所に仕掛けた定置網に入ってきた魚を捕まえる漁法です。素手で魚を捕まえたり網を使って捕まえたり、といった体験になります。

体験できる時期としては大体4月末から9月中旬ぐらいとのことです。2022年は大人1人7,000円/小学生1人3,500円で採れた魚を使っての昼食付き+お持ち帰りの魚付き、時間としては干潮時間のお昼前後で実施されていました。ホームページによると、人数は5人から30人と記載されていますので、少人数から大人数までいろいろな団体で利用可能でしょう。実際に淡輪ハウスをご利用になった団体が9月にすだて体験をされています。タイ・タコ・アジ・その他たくさんの魚を淡輪ハウスにお持ち帰りいただきました。新鮮なお造りはもちろん、BBQで丸焼きもおすすめです。

 

  • カキ・ワカメ体験プログラム

すだて体験が9月で終わった後に始まるのが、カキ・ワカメの養殖体験です。カキ割り、カキ種付け、ワカメ収穫などのプログラムを準備されているとのことです。

その他にオーナー制度というものもあり、漁師さんと一緒に自分だけのカキやワカメや海苔を育てることができるようです。オーナー制についてはホームページをご覧ください。

Myカキの収穫時期に淡輪ハウスご利用いただけましたら、お好みの内容で調理させていただきます。

 

  • 環境教育、アクセスなど

現在、阪南市の小中学校で環境教育の講義をされていたり、シンポジウムなどでの子供たちの発表のお手伝いもされているそうです。淡輪ハウスを学校や塾の合宿でご利用される際には、海に関連した体験や学習をプログラムに取り入れるのはいかがでしょうか?きっと貴重な時間を過ごせると思います。

株式会社漁師鮮度ホームページ https://ryoushi-sendo.co.jp/